創意工夫リファレンス

セブンクロス法

作成: 2025/12/30 更新: 2025/12/30

概要

セブンクロス法(7×7法)は、マトリクス法の一種で、7つの項目と7つの項目を掛け合わせた49マスの表を使って情報を整理・発想する技法です。情報の全体像を把握し、重要度をランク付けするのに適しています。

いつ使うか

  • 複雑な情報の全体像を整理したい時
  • 多くの要素の中から優先順位を決めたい時
  • アンケート結果などを分析する時

説明

実施手順

  1. 軸の設定

    • 縦軸と横軸に、それぞれ7つ程度の項目を設定します。
    • 項目は「5W1H」や「工程順」「部署別」などが使われます。
  2. マスの埋め込み

    • 交差する49マス(7×7)に関連する情報やアイデアを記入します。
  3. 重要度の評価

    • 埋まったマスの中で、特に重要なもの、問題があるものをマークします。
    • 空欄になっている部分は「情報不足」や「関係なし」として判断材料にします。

なぜ「7」なのか?

  • マジカルナンバー7(人間が短期記憶で処理できる限界数)に基づいています。
  • 多すぎず少なすぎず、全体を俯瞰するのにちょうど良いサイズとされています。

使用例

例:新入社員研修のカリキュラム作成

  • 縦軸(対象者): 営業、開発、人事、経理、広報、企画、総務
  • 横軸(スキル): ビジネスマナー、PCスキル、業界知識、自社製品、コンプラ、ロジカルシンキング、語学
  • 活用:
    • 全てのマスを埋めることで、「開発職にもマナー研修は必要か?(△)」「営業職にPCスキルは?(○)」といった検討を網羅的に行えます。
    • 共通項を見つけ、合同研修にする部分を決めます。

AI活用

AIにセブンクロスの表を作成させるプロンプトです。

プロンプト例

# 命令書
以下のテーマについて、7×7(またはそれ以下)のマトリクス表を作成して整理してください。

# テーマ
[ここにテーマを入力]

# 縦軸の項目(例)
[項目リスト]

# 横軸の項目(例)
[項目リスト]

関連項目