創意工夫リファレンス

マンダラート

作成: 2025/12/29 更新: 2025/12/29

概要

マンダラート(Mandal-Art)は、デザイナーの今泉浩晃が考案したアイデア発想・目標設定のためのフレームワークです。3×3の9マスを使い、中心にテーマを置いて周囲8マスに関連要素を書き出し、さらにそれぞれを中心にした9マスに展開することで、体系的にアイデアを広げます。

いつ使うか

  • 目標達成のための行動計画を立てたい時
  • アイデアを体系的に広げたい時
  • 思考の抜け漏れを防ぎたい時

説明

基本構造

  1. 中心の9マス

    • 中心にメインテーマを書く
    • 周囲の8マスにテーマに関連する要素を書き出す
  2. 展開した9マス×8

    • 周囲8マスそれぞれを中心にした新しい9マスを作る
    • 各要素についてさらに8つの詳細を書き出す

合計81マス(9×9)に情報が整理されます。

実施手順

  1. 中心に達成したい目標やテーマを書く
  2. 周囲8マスに、そのために必要な要素・カテゴリを書く
  3. 各要素を中心にした9マスを作り、具体的なアクションを書く

使用例

例:大谷翔平選手の目標設定

高校時代に大谷選手が作成したマンダラートは有名です。

中心: ドラ1 8球団

周囲8マス:

  • 体づくり
  • コントロール
  • キレ
  • スピード160km/h
  • 変化球
  • 人間性
  • メンタル

「人間性」の展開例:

  • 感謝
  • 思いやり
  • 礼儀
  • 信頼される人間
  • 継続力
  • 愛される人間
  • 計画性
  • あいさつ

AI活用

プロンプト例

# 命令書
以下の目標について、マンダラート(9×9の81マス)の構造で目標達成計画を作成してください。

# 目標
[ここに目標を入力]

# 出力形式
## 中心テーマ
(目標)

## 8つの要素
1. 要素A
2. 要素B
...

## 各要素の詳細(8項目ずつ)
### 要素A
- 項目1〜8
...

関連項目